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内藤病院

地域医療連携

当院は、近隣の診療所・病院と「地域医療連携」のネットワークを結んでいます。それぞれが持つ機能を特化させながら、患者さまに病気の経過にそった医療の継続を地域で保障する「地域連携」。関係医療機関との間で「地域交流会」も開催しています。

内藤病院は「地域連携」をこう考えています

病気の治療は1つの医療機関で終わるとは限りません。それは、医療機関がもつ機能がそれぞれに異なる上に、病状がしばしば、その医療機関の機能を超えて変化をたどるからです。
もっぱら、発病まもない病気の治療をになう急性期の病院。病気が回復をたどる段階で、リハビリテーションなどを提供する亜急性期(回復期)の病院。長期にわたる療養を提供する慢性期の病院、さらには介護を必要とする患者に日常的な医療を含めて提供する介護療養型の病院など、一般に病院は、それぞれにもつ機能に応じて異なる医療を提供しています。
こうして、病気の経過に応じてより最適な治療と療養環境を提供するために、各医療機関は連携しあって転院を受け入れるなど、患者の紹介を行なっています。
日常的には、地域の診療所と病院との間で、入院を必要とする患者さまと在宅復帰が可能な患者さまの紹介・逆紹介を、ひんぱんに行なっています。
1つの医療機関ですべての医療を提供するのは、施設・設備・人員などで不効率であり、質を確保する上でも容易ではありません。したがって、それぞれの医療機関がもつ機能を特化させながら、異なる機能の医療機関とネットワークを組むことによって、病気の経過にそった医療の継続を地域で保障するというのが「地域連携」の考え方です。内藤病院は主に急性期の一般的な医療を提供しています。したがって、専門的な治療が必要な場合あるいは病気が慢性化した場合には、大学病院、専門病院、長期療養病院をご紹介しています。
紹介や転院に際しては、診療情報を十分に提供し、新しい治療やケアが正確・円滑に受けられるよう、安全性と質の確保に努めています。

たくさんの診療所・病院と連携しています

渋谷区内の56医療機関、都内(渋谷区以外)の58医療機関、さらに都外12医療機関と紹介・逆紹介の実績をもっています。主な紹介先医療機関は、昭和大学医学部付属病院、東京医大付属病院、東京女子医大付属病院、日赤医療センター、せんぽ東京高輪病院です。また連携医療機関は、都立広尾病院、JR東京総合病院です。

関係機関との「地域交流会」を開催しています

「地域交流会」

当院の医療スタッフと地域の介護保険施設や福祉施設など諸機関の相談員、ケアマネージャーの方を招いて「交流会」を開いて、より密接な医療と福祉の地域連携に役立てています。また、外部より著明な講師をお迎えして、地域の開業医の先生方、諸機関の方、当院職員を対象にした生活習慣病セミナーと意見交換会を、年2回開催しています

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